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書評

アドラー心理学(星一郎監修)は入門編として読みやすい本

「嫌われる勇気」という本がきっかけでブームにもなったアドラー心理学。

一時期は、アドラー心理学に関する本が本屋さんでもたくさん並べられていましたよね。

 

面白くてよくわかる!アドラー心理学|星一郎監修は、何気なく手に取った本でしたが、読んでみるとアドラー心理学の入門編としてすごくわかりやすい本でした。

右ページに文章、左ページにはイラストで例が載っているので、「アドラー心理学って何?」という人でもこの1冊でだいたい理解できると思います。

スラスラ~っと1~2時間で読めるんじゃないでしょうか。

個人的には、新しい視点が得られて勉強になりました。

では、早速この本で印象に残ったところをレビューしてみます。

 

衝撃を受けた『目的論』という考え方

この本を読んで衝撃だったのが「現在の状況は過去の出来事が原因ではなくて、どうなりたいかという目的によって決まる」という理論。

これは『目的論』と言われるアドラー心理学の特徴的な考え方で、Amazonのレビューでも賛否両論を巻き起こしている理論です。

逆に、何が原因でそういう行動をとったのかという「原因」に焦点を当てたのが、『原因論』です。

 

例えば、職場の上司がパワハラ気質で、うつになって退職した人がいるとします。

この場合、うつになった原因は

・上司が常に威圧的な態度を取っていた。
・小さなミスも許されず、上司から1日中ネチネチと嫌味を言われた。
・「給料泥棒」「辞めた方が周りのため」など退職に追い込むような発言をされた。
・周りの同僚も上司を恐れていて、誰にも相談できない環境だった。

など、上司や環境の影響でうつになったと考えられますね。

 

でも、アドラー心理学の目的論でいうと、「うつになったのは上司のせいではなくて、自分が仕事に行きたくないからうつになった」という考え方なんです。

・・・

 

えぇー!?

これって、場合によってはもっと本人を苦しめかねない考え方だよね!?って個人的に思いました。

うつになってしまったのは上司ではなくて自分のせい、自分が悪いんだって思ってしまいそうな気がして・・・。

 

確かに、同じパワハラ上司がいる環境でも、うつになる人もいれば「絶対に見返してやる!」と反骨精神に燃えて頑張る人もいるかもしれません。

でも、うつになったのは心と体がSOSを出して、これ以上無理しないように休ませるように仕向けた。

↓ ↓ ↓

うつになった原因はパワハラ上司である。

と思う方が、自分的にはしっくりきます。

 

Aという原因(パワハラ上司)があっても、Bという結果になる人もいるし、Cという結果になる人もいる。

性格やこれまでの経験や目的・・・色んな要素が絡み合っていると思うので、目的論だけだとちょっと極端じゃないかなと感じました。

とはいえ、目的論は今まで自分にない概念だったので、衝撃を受けました。

 

どんな人生になるかは子ども時代で決まる

それと、絶賛子育て中の私にとって気になったのが『人の生き方は子供時代で決まる』というところ。

人は子供の頃に外の世界との関わり方を学ぶので、親の接し方や家族構成、健康状態によって、物事の受け止め方や対処法が違ってくると。

よく虐待やネグレクト(放置)は子供に大きな影響与えると言われますけど、それよりもたちが悪いのが、甘やかされて育った子供だそうなんです。

一見子供のためを思って世話を焼いている親が、虐待やネグレクトをする親よりも、子供の人生に悪影響与えているなんてちょっとびっくりですよね。

甘やかされて育った子供は、

・失敗に弱くなる

・他者に依存的になる

・他人からの批判に弱くなる

うまくいかないことがあると周りのせいにする。不満を持つ。

という思考回路になって、仕事に就いてもすぐ辞めてしまったりすることにもなるようです。

 

これは本当に気を付けないといけないなと思いました。

先回りして世話を焼きすぎるより、子供にあえて失敗させて自分で考えさせる器の大きさを持てるようになりたいです。

 

というわけで、面白くてよくわかる!アドラー心理学|星一郎監修の書評でした。